家のどこに木を植えたいですか?
■家の“顔”として木を植える
家の外観をつくる要素の1つとして木を取り入れるため、玄関の近くなどに配置する例があります。
家から出かけるとき、帰宅するとき、来客を迎えるときに木の緑があると、暮らしのアクセントになります。夜にライトアップする演出方法も人気です。
ただ、注意も必要。大きく成長する木を外壁の近くに植えてしまうと、木の根が家に悪影響を与えることがあります。
■室内から姿を楽しむ
花や紅葉、枝ぶりを目で楽しむため、家の中から見える位置に木を植える方もいます。
リビングでくつろいでいるときや、お風呂の最中に木が見えるというのもよいものです。
■目隠しとして
人通りが多い道路に面した家では、木が目隠しの役割を果たしてくれます。
この場合、冬になるとスッキリとしてしまう落葉樹より、常緑樹を選ぶことが多いでしょう。落葉樹を植えるときは、落ち葉がお隣さんの敷地に落ちて迷惑を掛けることがないよう、樹高の伸びや枝の広がり方を想定する必要があります。
また、木の成長に伴って葉の位置が高くなってしまい、目隠しをしたい部分が丸見えになってしまった…という失敗も考えられます。木の種類や植える位置は、工務店や庭造りの専門家に相談することをお勧めします。